1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2019/01/26(土) 13:16:23.12 ID:kAh9vEeb0.net ?2BP(1000)
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無料キャンプ場や天文台がある兵庫県猪名川町の公共施設「大野(おおや)アルプスランド」が今月から、キャンプ場を一時閉鎖した。散乱した生ごみ、
植物を盗むためペンチで切られた柵…。利用者による迷惑行為に悩まされ続けた結果だ。キャンプ人気の高まりと比例するように、こうしたマナー違反は
全国的に増加傾向にあるといい、各地の無料キャンプ場では有料化や予約制導入などの対策を余儀なくされている。(中井芳野)
■「手に負えない」
「昨日掃除したばかりなのに…」。バーベキューの食べ残しや紙皿、割りばしなどが散乱する状況に、大野アルプスランドの管理を委託されている
柏原生産森林組合理事長の平尾伊和男さん(67)はため息をついた。迷惑行為は近年深刻化しており、「ゴミ持ち帰り下さい」と書かれた看板の
下にまで空き缶などが転がる。
同施設は大野山(753メートル)の山頂付近にあり、自然の中でキャンプを無料で満喫できるとSNS(会員制交流サイト)で評判を集め、
利用者は3年前から5倍近く増加した。
だが、それに伴いごみの放置や路上駐車、芝生での出火などのトラブルも急増。組合員が清掃活動や注意の呼びかけを続けてきたが、
植物保護のために設置した柵を破壊されるなどの悪質なケースが起きるまでにマナーは悪化している。
この状況を受け町は、有料化や予約制の導入などを検討するためキャンプ場の一時閉鎖を決めた。町の担当者は「いくら注意しても改善されず、
いたちごっこ。再開にも時間がかかる」と苦い表情で話す。
■人気下降の背景で
キャンプは近年、手ぶらで行けるキャンプ場の普及などで未経験者にも間口が広がり、人気が高まっている。日本オートキャンプ協会(東京)が
発行する「オートキャンプ白書」によると、24年に720万人だったオートキャンプ場(約1300カ所)の利用者は、28年には840万人まで増加した。
また、国内最大級のキャンプ情報サイト「なっぷ」を運営する「スペースキー」(東京)によると、全国でキャンプ場は約3800カ所に上り、
そのうち無料キャンプ場は約290カ所ある。
ただ、人気を集めるようになったことに伴い、マナー違反や迷惑行為も増加しているといい、各地のキャンプ場は対応に苦慮。
さらに無料施設の場合、自治体やNPO法人が運営しているケースが多く、使える費用が少ないため深夜の管理などが困難となり、
迷惑客によるトラブルが頻発しているという。
■有料化検討も
和歌山県紀美野町の生石(おいし)高原キャンプ場では、利用者がごみを放置して帰ることが問題になり、無料だった使用料を25年に1人用区画500円、
ファミリー区画2千円にした。施設管理者は「NPO法人が運営するため資金的に苦しく、ごみの片付けをする人員の確保が難しかった」とする。
北海道旭川市の21世紀の森ふれあい広場でも利用者によるマナーの悪化が問題となり、30年にたき火ができる場所を閉鎖。
キャンプ場の有料化も検討している。担当者は「対策を取らなければ、キャンプ場を維持していくのは難しい」と漏らす。
迷惑行為が増えると、有料化などの対策が取られ、結果的にキャンプ場を利用しづらくなる。猪名川町の担当者は「迷惑客はほんの一部。
優良な利用者の声を聞きながら、今後の対策を慎重に検討したい」と話している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000545-san-soci
ごみの持ち帰りを呼びかける看板の下に散乱するごみ
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